1949-04-19 第5回国会 衆議院 本会議 第19号
われら日本國民は、終戰以來の絶大なる援助に対し米國民に感謝しつつあることは申すまでもありません。この法案修正及びその修正理由に関しましては、先ほど委員長報告においても述べられました通りで、その修正は同法案第四條第六項、第七項を削除することであります。
われら日本國民は、終戰以來の絶大なる援助に対し米國民に感謝しつつあることは申すまでもありません。この法案修正及びその修正理由に関しましては、先ほど委員長報告においても述べられました通りで、その修正は同法案第四條第六項、第七項を削除することであります。
また米國民に右原料開発に参加する無差別の権利を適当な方法で保護し、さらにこれらの原料の増産計画、米国に対する長期譲渡計画を立てるというような内容の協定ができているようであります。あるいはまた援助資金によつて米国内で調達され、被援助國に海上輸送される物資の総トン数の五〇%以上が、市場相場で利用し得る限り、米國船によつて輸送される措置を講ずる。
米國と被援助國の天然資源の公平な消耗を目的として、米國の不足資源を米國に供給するとか、米國民が自國民と平等の立場で経済に参加するというようなアメリカの國力法がありますが、このアメリカの國内法に基きまして各國が協定を結んでおのるであります。
もちろん、この法案の通過によつて米國に入ることのできます日本の移民数はきわめて僅少なもののようでありますけれども、今後移民問題に関する限り他國人と同等の資格において取扱われるということがわれわれ日本人に與えるところの精神的喜びは偉大なものがあり、米國民の人道主義的な公平さを現すものとして敬意を表するものであります。
一九三二、三年頃、米國民がひどく左傾いたしましたときに、ルーズヴエルトはこれを阻止しようとせず、むしろ、みずから身を挺して國民よりも更に一歩左に寄つてNRA政策を断行し、左に驀進せんとする國民の足を緩め、健全且つ革新的保守政治を確立して今日に至つて参つておりますることは、我々が目撃いたしておるところであります。
米國は、主たる占領國として占領政策の設定と実施に当つて主導的な役割を果して來ており、わが國民としては、米國政府及び米國民がわが國の恢復及び復興のために與えた多大な援助に対して深甚なる感謝の念を抱くものである。 よつて本院は、政府に対し次のように措置するよう要請する。
(拍手)米國政府及び米國民が、我が國の民主化に対して、又我が國の復興のために與えた絶大な御援助に対しましては、我々も諸君とひとしく深甚の、感謝の念を抱いているものであります。
なお米國議会は、米國民の犠牲において日本の救済及び復興のため、巨額の資金の支出を決定しておりますことは、御存じの通りであります。のみならず占領費並びに終戰以夾米國政府によつてわが國に供與された借款及び信用は、わが國にとつては債務ではありますが、わが國の経済の復興及び再建にまことに有効なものであります。
米國民は日本國民を養うため日本國内の資源不足を補うように要求されておるその限り、米國には日本國民に次のことを要求する権利があると示されている。 その第一は何か。日本國民は最大の勤勉をなせという。第二は、配給拙惡による損失や生産不振を防止しなければならぬ。行政や産業運営上のやみ、むだを抑制しなければならぬ。これは米國民がわれら日本國民に要求する権利があるということ。
戰後英國民が、自由経済への復帰を唱えた保守党よりも、社会主義を唱える労働党の政権を選んだことは言うまでもなく、また最近の米國の選挙も、米國民が、自由経済を唱える共和党よりも、ニユー・デイール政策の上に立つ民主党に加担したことは、何を示しておりますか。 今日資本主義といつても、非常に進歩的な社会政策と結合しなければならず、労働大衆を敵視するが如き政権は認めるわけには行かないのであります。
私は米國民の多数が、純自由主義的立場に立つておるところの共和党を支持するようも、中正なる政策を行わんとする民主党を支持したことを意味すると存ずるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)又同時に戰後の国際経済の一環としての米國の賢明なる政策の現われであると私は固く信じておるのであります。
もつとも為替換算の関係で、技術的に黒字とならない場合もありましようし、米國民の税負担で日本財政を直接サポートすることは避けなければならぬとするならば何をか言わんやでありますが、あえて御一考を煩わし、この点を解明せられたいのであえいます。
次にドレーパー氏が日本の占領軍の費用を、米國民が負担しておるその高を、できるだけ軽減しなれればならぬと言つたことは、私は承知しておりますが、日本國内における終戰処理費の問題に触れたということは承知いたしておりません。さよう御了解を願います。
すなわち、この基金を活用いたしまして、経済再建を速やかならしめ、ひいては米國民の同情と厚意にこたえるためには、われわれは合理的な貿易計画を立てまして、これに從つて輸出産業に対する重点集中をさらに強化いたしまして、輸出品の品質向上をはかり、その價格を引下げるために、企画経営の合理化を速やかに断行いたしまして、また價格水準の安定を期するために、経済安定の総合施策を一層推進せなければならないわけであります
それで誰も二十ドルの罰金を取られないでしようけれども、とにかく唾を吐くということは不道徳、非衞生の行爲であるばかりでなく、不道徳であり、且つ犯罪であるということを米國民、又あの米國へ沢山入つて來るところの異人種たちは教えられるわけであります。その意味におきましてこれを私は置きたい。これが親告罪であるということが、これが本当によいブレーキだと思うんです。
過日本院において御決議になりました、食糧放出及び捕鯨許可に関する感謝決議文を、本日マッカーサー元帥にお渡しいたしましたところ、元帥は、連合軍及び米國民に代つて、深く滿足の意を表され、衆議院の議員各位並びに日本國民に、この旨を傳えられたいとのことでありました。この段御報告申し上げます。(拍手) —————————————